石油由来商品からストーンペーパーに変更し、SDGsを実現しよう!

 

この「紙らぼ」サイトでは、これまで合成紙(耐水紙商品)として「シナップス」「ユポYPI」「レーザーピーチ」等をご案内して来ました。
そして今回は、「ストーンペーパー」をご紹介させていただきます。

ストーンペーパーは、台湾の台湾龍盟科技股有限公司と日本の株式会社TBMという2つのメーカーがそれぞれの商品を製造しており、共に石灰石(CaCO3)を主原料とする新素材の商品となっております。
石灰石は地球上に無尽蔵にあり、日本においても自給率100%を超える素材です。

100%石油由来樹脂から作られる合成紙やパウチフィルムと比べると、ストーンペーパーは石灰石を含む無機物の含有量が全体の約60%となっており、石油由来の原材料ベースで約半分程度削減できるサスティナブルな製品となります。
石油原料比率を削減できますので、従来の100%石油由来の合成紙よりもお安くご提供することが可能です。耐水性も他の合成紙と同様にありますので、弊社の販売実績をみても、屋外のポスターや、パウチ品からの切り替えに使用するなど、SDGsの観点で多くの採用をいただいております。

それではストーンペーパーの各メーカー商品及び規格に関してご紹介します。

■台湾龍盟(ロンミン):「RPD・RBD」製品 <一般インキでオフセット印刷が可能>

 

■TBM:「LIMEX(ライメックス タイプS)」製品 <オンデマンドプリンターでの印刷が可能>

 

主な用途は、
▶「RPD」「LIMEX」:名刺、ポスター、カレンダー、会社案内、説明書、紙袋、封筒、メモ帳、絵本、ゴルフスコアカード、冷凍食品用シール、地図、コースター、ランチョンマット、壁紙など
▶「RBD」:建材、パッケージ、冷蔵庫用商品タグ、紙袋など

※弊社のお客様「際コーポレーション株式会社」様の実際の飲食店舗で使われましたメニュー表になります。(TBM「LIMEX(ライメックス タイプS)」製品使用)

こちらの商品はオンデマンドプリンターで直接印刷が出来ますので、パウチ加工も不要になり、トナーの発色も良く、人件費を含めたトータルコストをパウチするより安くすることが可能です。
(※プリンターの印刷環境により結果は異なりますので使用前に必ず、各プリンターメーカーのアドバイスを受けて出力のテストをお願いたします。)

尚、以前の記事になりますが、レジ袋の有料化で話題となっておりますストーンペーパーの手提げ袋についても触れておりますので、ご興味のある方は「こちらの記事」をご覧ください。

 

様々な用紙から「この紙!」を選び、付加価値の高い印刷物を作りたい、そんなご要望をお持ちのお客様は、用紙と加工商品を多数取り扱っております㈱シオザワまでお声かかけください。