学校の廊下をポスターで装飾!

 

当社には、学校の先生からよく紙の相談があります。
「生徒が描いた作品を貼ろうと思うんだけど、台紙は何がオススメ?」とか、「修学旅行のしおりや文集を作るんだけど、表紙にする紙は何がいい?」などなど。

そんな中で、先日、「市で“特色ある学校づくり”という取り組みをしていて、ちょっと変わった校内展示を考えているので、紙の相談にのって欲しい」という話しが舞い込んできました。
訪れたのは埼玉県の戸田市立美笹中学校。東京外環道と国道17号バイパスが交わる美女木ジャンクションのすぐそばにありますが、割と静かな場所です。

校長の山田一文先生からおおよその話しを伺ったのですが、これが何ともおもしろい! 

生徒や父兄、来客の方々に学校を知ってもらう目的で、校内の廊下の天井から台紙を吊るして、その台紙に写真や作品等を貼って、それを廊下の端から端まで飾りたいとのことでした。


この学校は「長い長方形の校舎が一棟」となっていて、そのため、端から端まで約120メートルある廊下を一直線で見通せるのです。
その特徴を活かして、学校の広報を考えるとは! 素晴らしいアイデア!

   

山田校長先生
山田校長先生

「でも一体何枚飾れるだろう? 大変な作業では?」と思いながら、早速、台紙の紙を提案。十数色は必要とのことでしたので、色数が多くて好みの色を選びやすい(130色以上ある)タント-100kをお勧めしました。

それから3カ月後、「取り付けましたよ」とのご連絡をいただき、見学に行ってまいりました。
1階の玄関から入ると、廊下の天井から吊るされた色鮮やかな紙が風になびいています。
そこには英語・中国語・韓国語・タイ語・など数カ国の単語が貼られており、綺麗に何枚も飾られていました。入る時は「ようこそ」も文字が見え、帰る時は「ありがとうございました」となっていて、まるで空港の通路のようでした。

2階は、山田校長先生の解説をうかがいながら拝見。


「すごい!」


廊下の端から端まで紙が下がっています。電車の中刷り広告を見ているよう。それも5両、6両分の長さです。高さも長身の人が通っても、頭がぶつからないよう計算され絶妙な位置に設定されています。掲示物は、美笹中学校の時代ごとの航空写真、先生方の写真、また、カレンダーなどもあって見ていて実に楽しい!


今後は、定期的に掲示物を入れ替えて、タイムリーな内容にしていく予定とのことですので、これまた楽しみです。

山田先生のすばらしいアイデアと実行力にはいつも敬服させられます。次はどのようなアイデアをお示しいただけるのでしょうか? 今からワクワクします。
  

ワンキャッチ本体
ワンキャッチ本体

ちなみに、今回取付けに使用した器具は「ワンキャッチ」という製品で、非常に便利なものです。工事を必要とせずシールとピン2本で取付けることが出来、画鋲も使わないので安全。脱着式なので誰にでも簡単に取り付けできます。そして時間をかけずに早く取替えができるので、取替えスパンの早いセールやイベントのポップにも最適です。
重さも150gまで耐えられ、ある程度風が吹いても大丈夫です。
ご興味のある方は弊社までお問い合わせください!