オンデマンド印刷機でゼッケンが作れる!「レーザーサテン」登場

「レーザーサテン」で作ったゼッケン
「レーザーサテン」で作ったゼッケン

2020年の東京オリンピックまであと3年を切り、皆さんの身の周りでもオリンピックを意識したスポーツイベントが行われていることかと思います。今回はそんなスポーツイベントで“イイ仕事”をしそうな機能紙をご紹介致します。
その名は「レーザーサテン」。(ダイオーポスタルケミカル㈱製)
商品規格はA4とA3サイズで、100枚単位にてご案内可能です。


“サテン”というと紙屋さんは「サテン金藤」というダルアート紙をイメージしてしまいますが、この「レーザーサテン」はなんと本物のサテン繊維にカラーレーザープリンターで印刷が出来るというすぐれ物のタック紙で、オンデマンドで簡単にステッカーやワッペンが作れてしまうのです! サテン特有の光沢があり、紙というよりは本当に布生地という感じの商品です。

 

製品の特徴


通常のタックシールは衣服への粘着性が弱く、汗をかくとすぐ剥がれてしまい、とてもゼッケンや名札には使えませんでした。しかし、この「レーザーサテン」の粘着材は、繊維用糊を使用しているので、衣服に貼っても剥がれにくく追随性があり、活動的な場面での使用にも適しています。
今まで、ゼッケン用紙というと「シータス」を使う事が多かったのですが、「シータス」はタック品ではないので安全ピンなどで留めなくてはなりませんでした。
先日、お客様から「空手の道着に付ける名札として使用するもので、何かいいものはないか?」とのご相談があり、さすがに安全ピンで道着に付けるのは危険な為、シータス以外で何か良い商品は無いかと思案していたところ、ちょうど良いタイミングでこちらの商品が発売されたのでした。

 

活用シーン


主な用途事例としては、
・マラソン用のゼッケン
・空手・柔道の道着やその他競技ユニフォームに貼る名札シール
・食品工場や精密機器工場での工場見学等のビジター用ワッペン
・イベント運営のスタッフジャンパーの印刷代わり
などなど、
意外と色々使えそうです!

 

「ふ~、汗かいた……」
「ふ~、汗かいた……」

ジョギングで使ってみました!


 魅力的なこの商品。その実力を知るべく、実際にゼッケンでどの程度使えるのか自分で試してみることにしました。
 或る晴天の休日。オフィス用複合機でオンデマンド印刷したオリジナルのゼッケンを付けて、颯爽(?)と近所をジョギングし、程良く汗をかいてみました!(笑)


「レーザーサテン」の生地が意外に厚く、走り出した当初はゼッケンを付けた胸元付近が暑苦しく感じましたが、すぐに慣れる程度でした。腕を強めに振って走ってもシールが全く剥がれずに粘着力は良かったです。糊が硬化するまで、ある程度時間があった方が良いので、40分程走った後、更に30分程クールダウンした状態で、「レーザーサテン」を剥がしてみました。

糊残り
糊残り

「レーザーサテン」の実力は?!

 

写真の通り、四隅から汗を吸いこんで、サテン繊維と粘着材が剥がれて、若干の糊残りが出てしまいましたが、剥がしたシール部分ですぐにペタペタすれば糊残りも取れる程度でした。一安心(ほっ)


汗を吸いこんでも粘着性は落ちませんので、マラソン以外にも格闘技や球技などでも充分使えそうです。イベント運営のスタッフジャンパーで、規模や人数に合わせて小ロットで印刷して使えるので、このあたりの活用も今後は増えてくるかもしれませんね。面白そうですね!

「レーザーサテン」に関しましてお気軽にお問い合わせください!