災害時のバッテリー、えっ? 紙製なの?!

協和エクシオさんの社屋内に置かれていたものを許可をいただいて撮影
協和エクシオさんの社屋内に置かれていたものを許可をいただいて撮影

「9月1日」と言えば……、

防災の日。

この日に避難訓練を行う学校や企業が多いと聞きます。
94年前の1923年9月1日。関東大震災が起きました。
それにちなんで1960年に内閣の閣議了解により制定されたのがこの「防災の日」です。

震災というと今では「3.11」のイメージが強烈ですが、のみならず、とにかく日本は自然災害が多い(>_<)
国土面積を考えると、この自然災害の多さは、悲しいかな日本の特徴のひとつと言っていいでしょう。

さて、そんな自然災害大国・日本。
実際に災害が起きたら何が必要となるでしょうか?
水、食料は勿論ですが、現代社会に生きる私たちにとっては「電源の確保」も重要事項のひとつです。
電源があって通信環境があれば、災害の現場として様々な対応が取れるのです。

そんな災害現場を想定して開発されたのが、協和エクシオさんの「可搬型バックアップ電源システム【サバイバル電源】」。
どこへでも持っていけるハイスペック電源で、LTE/Wi-Fi/有線インターネットの接続にも対応しているという高機能なバッテリーです。(詳しくは、協和エクシオさんのサイトを御覧ください) 

 

さて…、とここまで書いてきて、
「ちょっとちょっと、紙とどう関係してるのよ?」
との声が聞こえてきそうですが……、

してるんです!
実は!

上に掲載した画像の『サバイバル電源』。
わかります?
これ、実は紙でできているんです。
実機と同じ寸法で製作し、実機の画像を全面に印刷してあります。

 

元は1パーツで、こんな状態です。

 

それをワンタッチで開いて、

 

あっという間に完成!

 

どうです、凄いでしょ。

実はこの紙製サバイバル電源。協和エクシオさんの営業用モックアップ(実物大模型)として活用されているものなのです。

かつて弊社では、某カラードキュメントプリンターのモックを紙でお作りしたことがあって、それをお知りなった協和エクシオさんが弊社にお声をかけてくださって、結果、紙製サバイバル電源が出来上がったというわけです。

『サバイバル電源』の実機を運ぼうとすると、どうしても「大きい、重い…」となってしまうのですが、それが紙製ですと、コンパクトで軽いので、「ちょっと『サバイバル電源』持って、営業に行ってくるわ」となるわけです。

結果、この『サバイバル電源』が広まって、各地域に備えられるようになり、「もしも!」の時に大活躍してくれたら……。
紙製モックとはいえこの電源ユニットに携わったものとして、こんなに嬉しいことはありません!

皆様もどうですか?
一家に一台!
2台目のテレビより、サバイバル電源ですよ、お父さん!