文(ふみ)の日

2月3日って何の日?

そう訊けば大人から子供まで、まず間違いなく「節分!」とか「豆まきの日!」と答えますよね。
それが当社の社員に限っては、「えーっと、ふみの日でしょ…」と答えます。(のはず……)

実は……


当社では、紙に携わる企業の一員として、紙のすばらしさを手紙を通じて伝えていきたいとの想いから、毎年2月3日を「シオザワふみ(2、3)の日」と内規し、日頃お世話になっている取引先の皆様に対し、感謝の気持ちを手紙にしたためる活動をおこなっています。
社会全体が急速にデジタル化している中にあって、紙のもつ役割とすばらしさを私ども紙の流通商社が見直しそれを伝えていく。そして、そのことを通じて、お取引先の皆様との“こころ”の通った関係を維持し続けていくことを趣旨として、この活動をシオザワの文化として築いていきたいと考えています。

  
”ふみの日”に手紙を出すに当たって、ちょっとした社内のルールがあります。
・「手紙のマナー」に則って書くこと。(全文、主文、末文を意識して書くなど)
・封筒や便箋にこだわりをもつこと(換言すると、普段使っている社用封筒やレポート用箋などは使わないこと)
・2月3日に先方様に届くように投函すること。

社用封筒を使わずに出すものですから、手紙を宛てたお客様からは、「会社を辞めるのか?!って、びっくりしたよ」とのお声を後になって頂戴することもあります。。。(←実は、コレ、すごく多いです。笑)

紙屋らしく、ちょっと変わった紙を便箋として使う人も多いですね。
例えば、東京都内で出た間伐材から作った『東京の木の紙』を使ってみたり、石から作った『ストーン紙』を使ってみたり。はたまた「紙屋ならでは」になりますが、諸事情で販売しなくなった在庫紙を使ってみたりと……(イイ意味で再利用ですね)。

みなさまもいかがですか?
――手紙をしたためる

こだわった紙に、こだわりのペンで。

言いたいことは文字で伝わりますが、”想い”は紙にもペンにも乗るものです。

受け取った方は、「ふみ」を通してあなたの”想い”を感じるのです。


====はみだし情報====
当社でご用意できます。
▶東京の木の紙: 東京都内の間伐材を素材として作った紙。独特の風合いをもつ。

                          「地産地消型ペーパー」という新ジャンルの紙。

                           東京都で開かれた国民体育大会の賞状用紙としても使用された。

▶ストーン紙: 石を素材として作った紙。耐水性があり破れにくい。
        手提げ袋、地図など用途多数あり。

▶あなたのお気に入りの紙: あります!